授与品・御朱印

霊松山 福聚禅寺は、ご本尊十一面観世音菩薩をお祀りした本堂をはじめ、
西国三十 三所観音堂、弥勒堂、誕生大師堂、正一位世寳稲荷大明神鎮守堂、
播磨四国第十三番弘法大師堂などの伽藍があり、
大師堂周辺には様々な霊験あらたかな石仏がお祀りしてあり、
この丸山公園一帯が一つの霊場となっています。

福聚禅寺では各種の授与品(御守り)をご用意しています。
ご自身の参拝記念として、ご家族への御祈願としてお求めください。
また、自ら参拝した証として拝受するという御朱印も承っており、複数の種類の受付も可能です。
それぞれの御朱印にお参りされた日の日付を入れてお渡しします。

福聚禅寺弘法大師御札 「福聚海無量」印の由来

この弘法大師御札の印は、観音経の有名な一偈を彫ったもので、作者は俳人正岡子規の高弟で あった森田義郎入道である。そしてこの印は、大正二年「実業之世界」誌上に掲載されて、福聚禅寺所蔵「福聚海無量」印として全国に紹介され、鋳金の大家香取秀真(昭和二十五年文化勲章受章)により、奈良朝時代の印影に匹敵する傑作として激賞されたものである。

森田義郎は明治十四年愛媛県に生れ、十九才にして上京、正岡子規の門に入り、高濱虚子等とともに子規門下四天王の随一に数えられた。同じ門下であった香取秀真とは、互いに肝胆相照らし、その親交は終生つづき、同じく 歌人 与謝野鉄幹、斎藤茂吉とも親交があった。後、日本新聞社に入社、万葉集研究の著作多数あり、国粋派の歌人であった。また政界にも関与し、犬養木堂、尾崎萼堂等と全国を遊説した仲でもあった。

明治の晩年、南禅寺の河野霧海和尚について得度参禅すること数年、雲水生活も送っている。 一時福聚禅寺に寄寓していたこともあり、この「福聚海無量」印は当時の丸山鷺城和尚の請いに応じて篆刻したものである。近年、郷土の愛媛県四国六十二番宝寿寺小松史談会より、集印の申し込みが殺到、何百枚も捺印発送したことがあり、この印の傑出した篆刻美に今更のごとく驚いたことがあった。生来天真爛漫、剛胆にして至純、書の達人にして篆刻の名人、歌仙、酒仙と称せられた一代の好漢風雲児であった。

右、森田義郎入道の略伝を記し、願わくばこの印影の弘く流布し、皆倶に、福聚海の無量ならんことを祈る。
(霊松山主 誌) 〝 わがおもひいよよ遙けし山の間を 海に向ひて行く水のごと 〟 義郎

御 朱 印

これは福聚禅寺の20種ある御朱印のうちの一例です。 お求めの方は庫裡の玄関へお越しください。アクセスはこちら >

御朱印は庫裡玄関にて受付ております。

担当者が不在の場合、御朱印を直接お書きできない場合があります。

確実に御朱印を直接お受けしたい方は、事前にご予約ください。

書き置きの御朱印を授与される場合は、ご予約は不要です。

〈 一尊 〉各300円
御朱印帳をお持ちの方は、御朱印につき 御朱印のみ希望されている方は、1枚あたり

授 与 品

御札・御守などの授与品です。 お求めの方は庫裡の玄関へお越しください。アクセスはこちら >

弘法大師(お札)

十一面観世音菩薩(お札)

楊柳観音御守護(お札)

十一面観音菩薩御守

弘法大師御守

交通安全祈祷札

ご祈祷札

数珠(黄楊・紫檀・黒檀)

御朱印帳

各種授与品は庫裡玄関にて受付ております。授与品の金額はお問い合わせください。

確実に授与品を直接お受けしたい方は、事前にご予約ください。

授与品によっては、ご祈祷等をお受けした方にお渡しできるものもあります。

福聚禅寺では、授与品・御朱印に関するご相談や見学をいつでも承っています。
お気軽にご相談ください。

Tel.0795-28-2372